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2015年2月 5日 (木)

5年算数校内研究授業

今年度のスクールプランで明記した目標の中に「タブレット端末を効果的に使った授業の研究」があります。

吉崎小では全員の先生方が、タブレット端末などICTを積極的に使った研究授業をしてきました。

2月4日(水)はそのラストバッターである I 先生の、5年算数「割合」の授業でした。

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Dsc_0094 「割合」の単元は、5年算数の中でも特に難しいところです。黒板・PC・大型ディスプレイ・タブレット端末を駆使し、なんとか理解を深めようと、I先生もがんばりました。

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Dsc_0100 児童たちも、練習問題を参考にしながら、最後の難問である「米の割合が60%から40%に減っていることから、米の生産額が減っている」という主張は正しいか正しくないか、ことばや式を使って説明する という課題に挑んでいきます。

Dsc_0093 はじめに「ああでもない、こうでもない」と試行錯誤して、ノートに自分なりの考えを書いてみます。

Dsc_0107 次に、自分の考えがまとまったら、ハガキ大の紙に書いてタブレットで撮影します。小さな紙に書く方が、大きな模造紙に書くより早くまとめられるからです。

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Dsc_0124 そのあと、タブレットをテレビにつないで大写しにして発表カードをみんなに見やすくします。そして、自分はなぜ「正しい」「正しくない」と考えたのか、説明をします。

これからの授業では、単に知識注入型ではなく「課題解決型学習」(アクティブ・ラーニング)の充実が求められます。今の子どもたちが大人になったときに何よりも求められる「21世紀型スキル」を身につけるためです。

児童の主体性や意欲を高める手立てとして、どんな授業を構成したら良いのか、放課後の研究会でも先生方の活発な意見交換が行われました。

これからも児童と先生方がガッチリスクラムを組んで、「わかる授業」づくりに励んでいきたいと思います。

ともあれ、研究授業を提供してくれたI先生と5年生、お疲れさまでした。

 

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