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2014年4月24日 (木)

蓮如さま 吉崎お着き

4月23日、蓮如さまの「御影」が吉崎にお着きになりました。

御影道中は今年で341回目。4月17日に京都を出発し、蓮如さまが歩いたとされる240キロを徒歩で運ばれてきます。

吉崎ではみんな、お着きを今か今かと待っていました。

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吉崎っ子の夢は、大きくなって「高張り提灯」を持つこと。

少しでも傾けると提灯がろうそくの火で燃えてしまうため相当な力がいりますが、これを持たせてもらえるのが「一人前」になった証です。

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小さな子たちは「ほおずき提灯」を持たせてもらって御影のあとに続きます。

「ほおずき提灯」は「御影の前に出てはいけない」など、いろいろなルールがあるとか。

それでも「千と千尋の神隠し」の世界のような幻想的な雰囲気は格別で、どの子もとてもうれしそうでした。

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吉崎東別院の塔の上では太鼓や鐘が鳴らされ、高張り提灯・ほおずき提灯が参道の大階段に集結しました。

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いよいよ橋本あわら市長さんを先頭に、一行が参道を登ります。

「蓮如上人さま、吉崎にお着き~」の声が一段と大きくなりました。

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その後を、地元の男衆11人に担がれた御輿が大階段を一気に駆け上がります。

「蓮如さん、お帰りなさい」という声に混じって「とうちゃんがんばれ~」という声が聞こえるのも吉崎っ子ならでは。

子どもたちにとって、この日のお父さんほどかっこよく誇らしいものはないのでしょう。

蓮如忌は5月2日まで。お店の手伝いで観光客の相手をしたり、吉崎っ子にも大切な行事となります。

 

 

 

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