古道散策
543年前は吉崎御坊へのメインストリートだったと言われる馬場大路は、近年ほとんどが竹藪になって、すっかり荒れ果てていました。
10月17日(金)、新たな観光スポットとしてよみがえらせるべく、市が竹を伐採し木材チップを敷き詰めて整備した古道を、みんなで歩いてみることにしました。
馬場大路は現在も開拓中ですが、もう御山の頂上までつながっています。けれど、すぐ近くにもかかわらず、子どもたちも職員も、まだ歩いたことがありませんでした。
吉崎公民館長の田嶋さんが案内してくださることになり、わくわくしながら出発です。
子どもたちいわく、「葉っぱのトンネルだ!」
そう、まさに、トトロの世界のような道をどんどん進んでいくと、何カ所か開けたところに出ました。来年にはその場所の樹木を伐採し、北潟湖やアイリスブリッジを見渡せるように整備するそうです。
また、樹齢500年(?)と思われる榎木の大木や、貴重な生き物を次々と発見!
ワイルドなT先生が榎木に登って、枝に絡まって生えていたアケビを取ってくれました。
(きゃー、落ちないでね)
そうやって600メートルほど行くと、御山の上に出ました。
田嶋館長さんから、改めて吉崎御坊の歴史や蓮如上人像、蓮如様お腰掛けの石などについて説明していただきました。
帰りはいつもの道を通って学校の畑(みんなのファーム)に寄り、柿をもぎました。
「学校に帰って洗って食べようね…」と振り返った時には、柿はもうみんなの口の中に!
まあ、いいか、農薬などは一切使ってませんから。
最後に田嶋館長さんにきちんとお礼を言って、楽しい古道散策が終わりました。
また是非、ご家族といっしょに歩いてみてほしいと思います。
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