吉崎湖畔の夕べ オペレッタ
7月25日(土)に行われた「吉崎湖畔の夕べ」に、例年通り、吉崎小学校・金津こども園吉崎分園の16名が出演しました。6月中旬から稽古をはじめ、暑い体育館で練習を重ねてきました。
はじめは台詞を覚えるのに必死で、演技はまだまだでしたが、回を重ねるにつれ、登場人物の心情に沿った演技ができるようになってきました。
衣装を着ての通し稽古の頃には、演出のH先生・N先生もどんどん厳しくなってくるので、舞台セットの陰にいられるときが束の間の息抜きです。
でも、自分の出番の時は役になりきっています。さすが、役者魂!
そして、いよいよ本番。
今年は開会式で、自転車大会県大会優勝の報告と、全国大会への意気込み発表会があり、さらに緊張。
今年は蓮如様生誕600年記念の年。本願寺に生まれた蓮如様が、産みの母と生き別れ、継母のいじめに遭いながらも立派に成長して吉崎の地で布教を開始するまでを演じます。
特に、継母役は今回の演目のポイントです。とても難しい役でしたが、6年男子のTくんが見事に演じきりました。主役の蓮如様は2年のHくんと6年のYさんが、子どもと大人時代を演じました。
一休さんも登場して(ここは少しフィクション)、母のいないものどうし、助け合って成長していきます。
親鸞聖人さまと父の存如さまの教えに導かれ、蓮如様が吉崎へ行こうと決心する場面のころは、もう辺りが真っ暗になっていました。
吉崎っ子たちは、約50分にもおよぶ大作を、今年も見事に演じきりました。
劇終了後、橋本市長さんと大代教育長さんが、わざわざ舞台裏までお褒めに来てくださいました。「よくがんばったね」と言葉をかけていただき、大変恐縮でした。
今年異動された先生方も、みんな応援に駆けつけてくださいました。とても懐かしく、また、ありがたかったです。
今はまだ、「終わった~」という気持ちでいっぱいですが、大人になってから、「ああ、僕たちはあの時あんなにがんばったなあ」とすごく感動して思い出すことでしょう。
子ども時代の貴重な思い出、吉崎オペレッタ・・・・
今年も大成功で、本当に良かったです。みんな、とっても偉かったよ。
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