七夕集会
7月3日(金)今年も七夕集会が行われました。
今年の趣向は、いつもの「七夕紙芝居」に加えてペーフサート(人形劇)をしたことです。登場人物は、織り姫・彦星・天の神様の3人だけですが、人形があることでお話の内容がぐっとわかりやすくなるから不思議です。
昨年から、全校発表で「わかりやすく伝える工夫をする」ことを目標にがんばってきましたが、その成果がちゃんと表れていました。
そのあと、一人ひとりが短冊に書いた願い事を発表しました。「字が上手になりたい」「県立大学に入りたい」という願いに混じって「広島県に行って、もみじまんじゅうを食べたい」という願いもあって、会場のみんなは大笑い。
理由は「甘い物が大好きだけど、もみじまんじゅうはまだ食べたことがないから」だそうです。
なるほど、おもしろいですね。
それからみんなの願い事を笹竹につるしました。おうちの人も、たくさんの願い事を書いてつるしてくださいました。
「後始末ができる子になりますように…」あれ?誰のお母さんの願いかな?
美しく飾られた笹竹の前で、朝の会で歌ってきた「エーデルワイス」を合唱しました。3番の歌詞は英語なので、怜くん・泰くんが前に出て歌ってくれました。発音もとっても上手で(当たり前ですね…)かっこいい合唱になりました。
鬼になると、自分の好きな物を大きな声で発表します。泰くんの好きな物は「いちご」だそうです。英語だと「ストロベリー」だね。
「好きな物はラーメン」と答えた子に、会場から突然お父さんの「もっと高い物を言え!」という声がかかり
「あ、じゃあ、ラーメンとお寿司」と言い直した時は、今日一番の大爆笑が起こって大盛り上がり。お父さん、ナイスアドバイス!とっても楽しい「七夕バスケット」になりました。
つづいて「じゃんけんサッカーゲーム」が行われ、何度入れ替えても教頭先生と対戦したチームが優勝しました。(もしかして…理由は、教頭先生がじゃんけん弱いから?)
「校長先生のお話」では、「七夕さま」の歌にある「五色の短冊」の意味について教えてもらいました。五つの色にはそれぞれ意味があるそうです。
白=「義」 約束を守る正しい人になること
赤=「礼」 感謝の心を持ち、礼儀正しい人になること
黒=「智」 知恵があり、世の中のためになる人になること
黄=「信」 友達が多く、信頼される人になること
今はピンクや水色、好きな色に好きな願いを書いていますが、昔はそれぞれの色が持つ力が大切にされていて、自分の願いを叶えてくれる色の短冊に、願い事を書いたのだそうです。
昔の人々は「願う」「祈る」という行為を、今よりずっと大事にしていたのかもしれませんね。
最後に、みんなで記念写真を撮って終わりました。この集会を、準備・運営してくれた児童会のみなさん、お疲れ様でした。今年もとっても楽しい集会を、どうもありがとう。
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